パステル
この11月初秋の赤穂の海
夕方から日没までの空の色の移り変わりは
海の映り変わりでもある
海と空の境が分からなくなるこの時間を昔の人は魔(間)の時間と呼んだ
人さえも危うくさせるこの時を恐れるように鳶の群れも家路に急ぐ
このエレメンタルワールドの境域に立つ私には至福のひと時だ



パステル
古の人々が住んでいた龍野の山に向かう道
紅葉混じりの欝蒼とした緑が繁茂している
明らかに街とは異なるひんやりとした空気には
非日常の誘惑がある